小児予防矯正とは？
小児歯科や矯正歯科では「小児予防矯正」と呼ばれる治療を実施することがあります。あまり耳慣れない治療法ですが、お子さまの歯並び・かみ合わせを正常に発育させる上で非常に重要な処置となります。今回はそんな小児予防矯正についてわかりやすく解説します。
歯並びの乱れを予防する矯正治療
小児予防矯正とは、将来的な歯列不正や不正咬合を予防するための治療です。そのため、今現在認められる出っ歯や乱ぐい歯を細かく整えていくのではなく、お口周りの筋肉や舌、顎の骨の発育を正常に促すのが主な治療目的となります。
小児予防矯正で使われる装置
小児予防矯正では「プレオルソ」と呼ばれるマウスピース型の矯正装置が用いられます。着脱可能な装置なので、お子さまの心身にかかる負担も比較的軽いといえます。当然ですが治療に伴う抜歯も不要です。
どんな時に小児予防矯正が必要？
小児予防矯正が必要かどうかは、小児歯科や矯正歯科で精密検査を受けなければわかりません。検査の結果、将来的な歯並び・かみ合わせの異常が予想される場合に、小児予防矯正を実施します。現状、口呼吸などの悪習癖が認められる場合も小児予防矯正の必要性が高まります。
まとめ
このように、小児予防矯正は将来的な歯並び・かみ合わせの異常を予防するための治療ですので、お子さまの口元に少しでも不安な点があれば、お気軽に当院までご相談ください。まずはていねいにカウンセリングいたします。
