矯正歯科治療の流れ【経過観察編】
こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。クラッセ歯科・矯正歯科です。
予告していたとおり、本日からぐんと外気が冷え込みましたね。日中はもちろんのこと、朝晩も以前より寒さが際立ちます。急な寒暖差により体温調節が難しくなりますので、風邪などひかないように暖かくしてお過ごしください。
さて、今回もこれまでに引き続き、矯正歯科治療の流れについての内容となります。
矯正歯科治療は治療が終了したからといって、完全に終わりという訳ではありません。
時間をかけて丁寧に行なった矯正歯科治療には、治療後の経過観察も時間をかけて丁寧に行う必要があります。
皆さんは「リテーナー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?綺麗に整えた歯並びを固定するべく就寝時のみ装着するマウスピースのことです。矯正歯科治療において「リテーナー」を装置する期間のことを、「保定期間」と呼ぶのですが、矯正歯科治療が成功するか否かの鍵を握る重要な期間となります。「リテーナー」の装置をサボってしまうと、残念ながら時間をかけて整えた美しい歯並びは元の状態へと戻ってしまうのです。
ここまでの説明でなんとなく、「保定期間」の重要性について理解できたのではないでしょうか。それでは以下にクラッセ歯科・矯正歯科での「保定」の流れについて説明させていただきます。
歯が理想的な位置に並び終えたら、その状態を維持し、元の歯並びに戻らないよう「保定」という期間を設けます。保定期間は通常2年程度で、その間は3か月~半年に1回のペースでご来院いただきます。
その際、「保定期間中に違和感を感じる」などのお悩みごとやその他ご不明点などございましたらご遠慮なくクラッセ歯科・矯正歯科へお伝えください。
矯正歯科治療をはじめる前の段階から「保定期間」について理解を深めておくことが、歯列矯正を成功させる一歩となります。
今回のブログで皆さんの知識が増え、歯列矯正を成功させる道しるべがまたひとつ増えたことと思います。クラッセ歯科・矯正歯科は、このブログをご覧になった皆さんの歯列矯正が成功することを願っております。
次回のブログでは、「保定期間」に移行中から保定期間終了後にも重要な「メンテナンス・定期検診」について説明させていただきます。
綺麗に並んだ歯並びを、もっと大切に、より美しく仕上げるために非常に大切な内容となります。ぜひ、次回のブログも楽しみにお待ちください。